紙の仮設住宅




【実現の経緯について】
写真震災後、6月になっても、多くの人々が公園での貧弱なテント生活を余儀なくされていることを知った。勤務や子供の通学の問題から、遠く離れた仮設住宅に移ることができないということであった。
写真そこで「紙のログハウス」を急遽設計し、7月初め、長田区南駒栄公園に自力で1棟建設した。1戸16平方mという面積は国連難民高等弁務官事務所がアフリカの難民用シェルターとして定めている基準面積と同じである。
写真建設した棟の評判が良く、被災ベトナム人救援連絡会の支援を受け、ベトナム人と日本人用にボランティアの手で建設が進められ、各所に計21棟が完成された。(現在の状態を追加する)
写真「紙のログハウス」は災害時の仮設住宅として多くのメリットがあることが分かった。材料費が安く、必要分の部材を現場で調達することも可能であり、素人でも短時間で組立可能で、解体しやすく、リサイクルに適している。自治体にとっては部材等の備蓄の必要性がないことは、そのための倉庫スペース、運搬費用などを考え合わせると、最大の利点となるだろう。

紙のログハウス