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| 【紙の建築の履歴】 1986年「アルヴァ・アアルト展」のインスタレーションの際に初めて紙管を使い、素材としての可能性と美しさに気づく。次に、名古屋デザイン博覧会場に水琴窟東屋を紙管48本を用いて作り、ときめき小田原夢まつりメイン会場ホール、詩人の書庫と続き、1993年、紙の家にて建築基準法第38条の評定を取得し、恒久的な主体構造としての使用が認定された。その後、このシステムを用いて、アフリカの難民用シェルターを国連難民高等弁務官事務所と共に開発を進めていたが、1995年1月17日の阪神大震災で家を失った人々のための仮設住宅の建設も並行して行うことになった。 |
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1986年「アルヴァ・アアルト展」より |
| 【紙は丈夫だ】 再生紙を用いて作られる紙管は工業製品とし て安定した性能を有し、高い強度を誇る。 その意味では「進化した木」とみなせる。 |
| 【紙は軽い】 紙管は構造材としては、鉄やコンクリートは もちろん、木材と比較しても数段軽く、建物 の軽量化、運搬や組立の簡便さなど、メリッ トが大きい。 |
| 【紙は自然に帰る】 紙管は生産が簡単で、加工も容易である。 また何よりもリサイクル可能なので、材料調 達や残材処分に際して環境破壊を起こす可能 性が少ない。 |
| 【紙は美しい】 円筒状の紙管は簡素で力強い美しさを備えて いる一方、鉄やコンクリートとは異なる優し いテクスチュア(質感)をもっている。 |